少し前までよくCMで見た「ダイハツのウェイク」という車がありますがご存じですか?
参考HP:ダイハツ公式
スーパーハイトワゴンとして人気の車種ですが…
ん?同じ写真?
いえ、よーく見てください…。
メーカーのマーク、違いませんか?
Contents
トヨタbBに乗っていた時に気づいたこと
まろやまさんは免許を取って最初に運転していたのがトヨタのbBでした。
自分で運転をしているとなぜか同じ車種を無意識にですが探してたりするんですよねw
なぜか目に入るというか…。
そんな中、同じbBのはずなのに違う点があったのです。
それは「メーカーエンブレム」。
bBの場合のエンブレムはネッツトヨタのこちらになるのですが
私が見つけてびっくりしたのはこちら、ダイハツのエンブレムが付いていたのです。
参考HP:カーセンサー
パクリでもなんでもなく「OEM」の車があるという事実
同じ車でエンブレムだけ違う…。
この事態に「パクリなのかしら?」と一瞬思ったのですが、そんな堂々とパクるわけないですよねw
そこで知ったのが「OEM」でした。
【OEMとは】
original equipment manufacturerの略で、他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業である。日本語では「相手先(委託者)ブランド名製造」、「納入先(委託者)商標による受託製造」などと訳される。ウィキペディアより
車で考えるとあんまりピンとこないかもしれませんが、スーパーなどでそのスーパーのブランドとして出しているお菓子や菓子パンなどを見たことがあると思います。
いわゆる「PB(プライベートブランド)」というもので、そのスーパーのブランドであることを利点に価格を抑えられるという商品で、人気があります。
ですがその製造元を見てみると「ヤマ〇キ製パン」だったりしませんか?
あれがいわゆる「OEM」です。
本当はヤマ〇キが作っているのにブランドはイ〇ンだったりするのです。
これを車でもやっているんですね。
OEMのメリットとは?
製造元は有名なメーカー品として販売してもらうことで売り上げアップ
これは消費者側の心理を利用しているのですが、A社よりB社が有名であれば、エンブレムがB社のものの方がいいと思う人が多くなります。
A社だけの売り上げではイマイチでもB社なら売れる!となればA社にもメリットがあります。
販売のみを行っている会社側は開発コストがかからない
トヨタを例に出すと、トヨタ純正の「軽自動車」というものは存在しません。
しかし日本では軽自動車という規格があり、実際によく売れています。
「軽自動車がないなら…」と他に行かれてしまうのはもったいない、でも開発コストはかけたくない…そんな時にOEMで何割か製造元に利益を渡すとしても開発コスト分を考慮しなくてよいため十分利益は見込めます。
まろやまさんがすぐ思いつくOEM車種をちょっとだけ紹介
本当に一部ですが、街中で走ってる数が多いなと思われる車種をご紹介します。
トヨタ PIXISメガ
冒頭で紹介した「PIXISメガ」はダイハツの「ウェイク」のOEM版です。
PIXISは他にもシリーズで出ているようなのですが、メガを一番よく見る気がします。ハイトワゴンなので目立つのかもしれませんね★
トヨタ TANK
TANKも大人気でよく走っていますね。
こちらはダイハツの「トール」のOEMです。
またトヨタの「ROOMY」もベースはトールです。
参考HP:トヨタ公式
マツダ フレアワゴン
もしかしたらフレアワゴンはあまり街で見かけないかも…しれませんが、こちらの元になっているのはスズキの「スペーシア」です。
スペーシアは最近「スペーシアギア」が人気かもしれませんね。ムロツヨシさんがCMをしています。
参考HP:マツダ公式
製造元で買うのもよし、好きなメーカーで選ぶのもよし
OEMだからと言って何か違うかと言われたらカラーのラインナップなどは違ってくるようですが基本は一緒です。
好みで選ぶのが一番だとまろやまさんは思います。
ちなみに我が家で乗っている「N-BOX」はホンダ純正です。
ホンダも一時期はOEMをしていた時もあったようですが、現在ではすべてホンダで製造しているようです。
街中に出たらいろんな車をぜひ観察してみてくださいね★